
今日、チビにとって初めての剣道の試合があった。
当日は、チビが所属している剣道クラブの全員が個人選手として登録し、トーナメント制の試合を戦って行くという形式だったのだが、チビが参加したのは、小学二年生男子の部であった。
「そんなの、書かなくても判るよ」というツッコミが来そうだが、近隣の中学生はおろか、高校生までが集まって試合を行うという大会だったのだ。
会場に着いたら、やけにデカイ人たちが剣道着と防具に身を包んで、ウォーミングアップに励んでいたので、そんなに広い年齢層の学童が一堂に会する場だと知らず、びっくりした。

<開会式前のウォーミングアップ>
びっくりしついで(?)に、感心したことがもう1つ。
試合前のウォーミングアップを行っている間、当然、100人以上の人間が声を出しながら体を動かし、竹刀のぶつかり合う音もしているのだが、本部席からアナウンスが流れ出した瞬間、ウォーミングアップをしていた剣士たちは、瞬時に体の向きを変え、本部席の方を向いて正座をしたのだ。
少し話が逸れるが、基本的に「xx道」と名のつくものは嫌いだ。
日本人は、何でも「道」にしたがる...というのが、中学くらいから漠然とした嫌悪感のようなものとして自分の中にあることは認識していた。
しかし、今日の剣士たちの所作をみて、少しその認識が変わったと言わざるを得ない。
小学生、特にチビたちのような低学年生でさえも、周りの誰からも何も言われず、周りを見て、空気を察知して、一瞬のうちに本部席の方を向いて正座し、一礼するのだ。
これには、なかなか驚かされた。
さて、そんな感じでウォーミングアップを行っていると、正面にある本部席のアナウンスで、開会式が執り行われた。
例によって、いろんな偉い人たちから挨拶があったのだが、1つ、嬉しいニュースも発表された。
将来はチビも通うことになる「丘(おか)中学校」の剣道部が、およそ30年ぶりに、長野県の代表として全国大会へ行くことになったと言うのだ。
相方からは事前にその情報を聞いていたのだが、彼女は、そのニュースにいろんな意味で興奮したようで、「私も熊本へ行きたい」とワケの判らない感想まで漏らしていた。
アンタは帰りたいだけだろ(笑)

<開会式の様子>
話がそれたが、開会式の途中で、その丘中のメンバを前に整列させて、プチ壮行会も催されたりしながら、開会式は無事に閉幕した。

<全国大会へ行く丘中のメンバ>

<開会式が終わり、遊びながら戻ってくるチビ。余裕やなぁ...>
そして、いよいよチビにとって(そして、相方やぼくにとっても)生まれて初めての剣道の試合が始まった。
通常の大会だと、小学校低学年から競技を順に開始するらしいのだが、今回は「見て学ぶことも大切だ」とのことで、中学生の部からスタートし、小学校高学年→中・低学年と順に進むことになった。

<試合前なのに、丘中の先輩たちに遊んでもらうチビ。全然見てないし学んでもない!>
さて、ダラダラ書いているといつまで経っても本題に進めないので、先へ進もう。
小学校低学年生の試合の順番が回ってきた。チビの試合は第ニ試合だ。
<「郎」じゃなくて「朗」なんだが...>
ぼくは2階席からビデオを回すため、試合直前ではなく、会場1Fの入り口そばでしか声をかけてあげられなかったが、「勝ち負けは気にするな。先生に習ったことをしっかり出してこい」とだけ伝えておいた。
あとは、相方が言い足してくれるだろう。

<試合前のウォーミングアップ>
そして、いよいよチビの試合が始まった。
大前提となる、試合開始の礼から始まって、構えるところまではつつがなく(?)終わったのだが、結論から先に言うと...
2本先取形式の試合で、0-2で敗れた。
試合直前の練習で見られた「チャンバラ」スタイルでこそなかったものの、やはり「相手の面を打ちに行く」という感覚が希薄だったと言わざるを得ない。
別の言い方をすると、竹刀を相手の面のあたりへ降り降ろしていただけで、自分と相手の間合いもきちんと取れていなかったため、「一本」と審判に認めてもらえる場所に打ち込めていないのだ。
このあたり、文章で説明すると伝わりにくいかもしれないので、ご希望の方には、DVDをお送りしよう。(笑)
ご希望の方は、以下の「ここをクリック!」をクリックしてほしい。
(大したことはないが0)ちょっとした仕掛けを作ったので、そのままメール送信フォームが画面に表示されるハズだ。
ここをクリック!
いずれにしても、初戦敗退という、親にしてみれば「涙もの」の結果となった。
チビも、さすがに「勝ちたかった...」と言いながら控えの場所まで戻ってきたそうだ。(相方 談)

<敗戦後、うなだれるチビ>
良い例えが見つからないが、自転車に乗るという「常人レベルのバランス」と、好きなTV、例えばガンダムなどについては、数時間に渡って「並外れた集中力」を発揮するチビなので、決して集中力やバランス感覚がないとは思わない。
そうではなく、きっと「要領が悪い」のだろう。それも、かなりのレベルで。(爆)
親としては、良い結果を残してほしいのはヤマヤマだが、自分の過去を振り返っても判るように、期待しすぎてもつまらない思いをさせるだけかもしれない。
なので、ウチの父のように、子供が失敗しても(嫌みではなく)笑って「惜しかったね」と言ってあげよう。
しかし、普段の剣道の練習中はもっとポイントを押さえた指摘をし、可能であれば、素振りの練習などのも付き合おう。
やっぱり、「道」とは付くものの、どこか楽しくなくちゃ続けられないもんね。



















