
暑い。。。
あまりにも暑いので、数年前の記憶を頼りに、「
木曽 赤松自然休養林」へ出かけることにした。
ここは、塩尻からは車で1.5時間ほど国道19号線を走った場所にある。
ずいぶん前、たしか、チビがまだ小さい頃に、一度だけ来たことがあるなぁ。。。と思いながら、Mac のiPhoto に保存されている写真を探していくと、2003年に訪れていたことが判った。

<蒼一朗@2003 その1>

<蒼一朗@2003 その2>
写真を見ると、チビがまだ小さくて、相方もなぜか髪が短くて、なかなか微笑ましい。(相方は別に微笑ましくない(笑 )

<蒼一朗&相方@2003>
当日は、気持ち早起きをして家を出たので、途中、渋滞に捕まることもなく、10:30には目的地に着いた。
駐車場入り口で、1日分の駐車料(\500)を払って車を止め、渓流のほうへ目をやると、そこには透明度抜群の涼しげな光景が広がっていた。

<Cool!>
事前に申し伝えて置いたとおり、ばっちり短パンにサンダルで来ていたチビは、早速川へと入っていく。

<結構、深そう。。。>
「うわっ、冷てぇ!」と言いながら、それでもなお前進しようとするチビに「パンツ濡れても、替えはないんだろ?」と言いながら、喜ぶチビを見ていた。
そんな様子を見た相方は、真剣な表情で「水着、持ってくれば良かった...」と宣った。
あのなぁ。。。
こんな冷たい水にザブンと浸かれるか?!
そもそも、そんなことをしてる大人はおらん!(笑
そんなことを口に出しても仕方ないので、「遊歩道を散歩しよう」と提案し、チビにもそのように伝えたのだが、「川の中を歩いていく!」と言い張って聞かない。
仕方がないので、チビは行水ならぬ水中(?)散歩と相成った。

<「歩いて行くよ!」>
さて、ぼくと相方は遊歩道を散策しながら、この木はなんだ?とか言いつつ歩いていたが、やはりチビのことが気になるので、時々目をやると、川の流れもさることながら、歩いて進むようにはできてないので(笑)、チビにとっては難所もあるようだった。

<岩だらけ。。。>

<水の流れも、意外に強そう。。。>
そんなことを気にしつつも、なおも遊歩道を先に行くと、渓流中で最大の難所と思われる場所を発見した。

<滝、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!(笑)>
川の中を歩いているチビに「この先は、進めないかもしれないぞ!」と言ったが、「大丈夫!」と何の根拠もない返事が返ってくるのみ。
どこか、遊歩道へ上がってくる道を見つけておいてやるか。。。と歩いているうちに、チビは難所にさしかかった。
しかし、小滝の左側からさらに上流へと進む道を発見し、その難所を難なくクリアしてみせた。

<抜け道、発見!>
さて、そんなこんなで順調に歩を進めていくチビだが、所詮、川の流れや川床のぬかるみの問題もあるためか、時折、なんでもないところで尻餅をついたりして、すでにパンツは濡れており(笑 、スピードもあがるはずもない。
相方と僕は遊歩道組なので、どんどん進めるのだが、チビを待っていると、気温は涼しいのに燦々と降り注ぐ太陽光のせいで、皮膚が音を立てて焼けそうだ。
(^^;
たまらず、相方は川へ降りていき、チビに遊歩道へ上がるよう説得していたようだった。

<幸「遊歩道で行こーぜ」 蒼「う、うん...」>
そんなこんなで、チビが遊歩道を歩き出すと、汽笛の音とともに森林鉄道が走ってきた。

<鉄男さん、鉄子さん、お待たせしました(笑 >
実は、上で2003年のチビを紹介した最初の写真で、チビと相方が座っているのがこの鉄道なのだ。
まだ走ってたんだー。。。でも、ちょっと車体のカラーリングが違うなー。。。と思っていると、汽車(この場合は「汽車」が正しいな、うん)は、たくさんの乗客を乗せて、ぼくたちがやってきた方向へ走り去っていった。そう、終点から戻ってきたのだ。
ぼくたちは遊歩道を鉄道の終点方向へ向かって歩いていたので、また汽車が来れば、終点の降車場で会えるだろう。。。と、歩を進めることにした。
さて、天気の良いなか、その降車場まで歩いてみると、すぐ右手に沢へ降りる道がある。
「降りて、岩場にでも座って、お昼ご飯にしよう」と二人に伝えて降りていくと、そこには竹筒と、くりぬかれた木で出来た水取場があった。

<チョー涼しげ>
そこで、天然水を満喫して、川の中の岩場に腰を下ろした。
あたりは、川の流れる音しかせず、人も数人が降車場に居る程度だった。
ぼくはリュックをおろすと、事前に購入しておいたオレンジジュースを川の浅いところへ寝かせて、冷やすことにした。
飲むことさえできる、ほどよく冷えた天然水でジュースを冷やすなんて、贅沢だ。。。
さて、チビと相方は...というと、荷物を下ろして中のモノを出した...までは良いのだが、なぜかご飯を食べてはいない。
相方は川の中を歩いて「涼しい!」「冷た〜い!」「気持ちい〜」を連発している。
チビは...というと、川面を一生懸命見つめている。
いつの間にか、散歩から戻った相方も、同じように川面を見つめている。

<何を見てるの?>
何をしているんだろう...と思って目を凝らすと、その視線の先には。。。

<ラジコン戦車かい... (--; >
あのデカいリュックに何を入れてるんだろうと思ったら、ラジコンの戦車や、デカい44マグナムの空気銃なんかが入ってたのだ。
全部食べ物だったら、それはそれで困るのだが、食い気よりも遊び気のほうがまだまだ多いんだなぁ。。。
そんなことを思っていると、汽笛の音がした。
例の森林鉄道が、こちらへ向かってやってきたのだ。
チビに「鉄道、来たよ。写真撮るか?」と聞くと、「うん!」と言って川から勢いよく上がってきた。
が、その手にはラジコン戦車が握られたままだったので「お客さんが降りてくると、踏まれて壊れちゃうぞ」と言って、置いて行かせることにした。
さて、汽車が停まったのを確認し、記念写真を撮ることに。

<はい、ちーず>
操縦士さんは、慣れたもので「運転席に座っても良いよ」と言ってくれたそうだ。
「そうだ」というのは、ぼくが目を離している隙に、そんな会話がなされたので、ぼくは実際には聞いてないのだ。
これは良い機会と「もう一度座らせて貰え!」とチビに言ったのだが、この頃は、こういうことを恥ずかしがるようになったのか、「いいよ」と遠慮をする。
仕方がないので、機関車後方から運転席を撮影するだけにした。

<操作パネルはこんな感じ>
そうこうしているうちに、汽車は切符を持ったお客を乗せて、始発点へと走っていった。
やっと腰を落ち着けてご飯を食べたぼくらは、遊歩道を大きく左回りし、チビのリクエストに応えるべく、出発点近くのイワナの掴み取りをやっている池へ行くことにした。
イワナ捕まえてどーするんだよ...と思ったが、途中のコースは、普段相方に連れて行かれる登山とは比べものにならないほど楽なハズだから、ま、いっか...と思い、大外回りのコースを三人で歩き始めた。
とは言うものの、途中、ちょっとした登り道があり、足下もサンダルでは少し歩き難い状況になると、チビが文句を言い始めた。
「ホントにイワナのつかみどりの場所に行けるの〜?」
「行けるよ。地図にも書いてあるだろ? この道を通っていけば良いんだよ」と言い含めながら、さらに登っていくと、何やらぶら下がっているモノが...。
「なんだ、アレ?」とチビと近づくと、「幸福の鐘」という大きめの木札のような鉄板がぶら下がっている。
どうやら、少し揺らしてやると板同士がぶつかって音が鳴るようだ。
チビに「鐘だって。揺らしてみろ」と言うと、なぜか息を吹きかけて揺らそうとするチビ。

<「揺れるかな?」 by 蒼>
揺れるか、どあほう。
言葉には出さなかったが、頭の中でしっかりエコーさせたあと、チビに手で揺らすように言った。
チビは諦めたのか、手で揺らすと「それなり」な音がした。
しかし、決して鈴のような「高く」「澄んだ」音ではないのだが...。
少し気が紛れたらしいチビと、そのまま登り続けると、「登りはここまで」と思しき十字路が見えてきた。
やっと着いた...あとは下りだ...と思っていると、その十字路を左にとって、さらに100メートルほど登ると、展望台があると書いてある。
相方は「行ってみよう!」と言ったが、チビとぼくは、すかさず首を横に振った。
「アンタだけで行ってこい。ぼくらはここで待つ」
相方は不満そうに展望台のほうへ歩き出したので、ぼくは慌ててリュックからカメラを出して持たせた。
相方は、カメラを買ってあげても、まったく持ち歩かないのだ。
そんな相方が、ぼくのカメラを使って撮ってきたのが、コレ。

<遠くに見えるは、木曽の
御嶽山だ>
相方は、「スゴイ綺麗に御嶽が見えたよー!!」と展望台があると思われる方角から大きな声で叫んでいるが、そういうのに興味のないチビとぼくは、「ハイハイ」と、相方に聞こえない声で返事をして、峠を下りはじめた。(笑
しばらくすると、相方は怒る風でもなく追いついてきたので、よほど眺めが良かったのだろう。「行かなくていいの? 綺麗だよ!」というが、今更、坂を登って帰るなんて考えられないので、皆でイワナの掴み取りをやってるらしい池へ向かった。
池へ着いてみると、何やら、ちびっ子が池ではしゃいでいる。
チビも早速池に入ろうとするので、「待て待て。お金が要るハズだから、お店の人に聞いてこい」と言って、お店のある方角へ行かせた。
しばらくすると、チビは「700円だって」と言いながら戻ってきたので、1,000円札を持たせて、もう一度申し込みに行かせた。
戻ってきたチビは「お金を払いました」の印に(?)緑のはちまきをしている。
その格好で、張り切ってサンダルを脱いで、池に入っていった。
どうやら、川下り。。。じゃなくて、川上りの際に何度も尻餅をついて濡れたであろうパンツは、すっかり乾いたと見た。(笑
やがて、店の人が来て、養殖していた池からイワナを持ってきて、池へ放した。
池で待っていた子供たちは、チビも含め、大喜びだ。
小さな子供には、大人も付き添って、みんなで動きの速いイワナを捕まえようと、必死だ。

<700円の緑のはちまき(笑 >

<チビ「岩の下に隠れてるの...?」>

<イワナ「来るんじゃねぇっ!」>

<「逃げられた。。。(汗 」>
トロいチビの動きを嘲笑うかのように、イワナは素早く池を泳いでいたが、岩の下に隠れて動かなくなってしまうと、もう、人間には勝てない。

<カッコ悪い。。。>
こんなカッコ悪いポーズのチビにさえも、捕まってしまうのだ。。。

<イワナ「捕まった...」>
他の大人のアドバイスも受けながら、結局、チビは4匹ほどイワナを捕まえた。

<チビ「また、捕まえたぞ!」>
捕まえたイワナをお店に持って行くと、こんなモノが貰えるようだ。

<明日は我が身か。。。>
その他、捕まえたイワナは弱ってしまったので、リリースしても意味がないとして、相方は4匹ほどのイワナをそのまま持ち帰った。
ま、キャッチ&リリース云々よりも、要は「700円も払ったんだから!」ってのが一番大きな理由だとは思うが(爆
かくして、何年かぶりに訪れた木曽の自然に、珍しく家族3人で癒されながら半日を過ごした。
あ、もちろん、その夜の食卓にイワナの塩焼きが並んだことは言うまでもない...。