イヤな予感はしていたが、やはり、「ダビング10」が予定通りの
期日には実施されない運びとなった。
一般的には、著作権者たちが「補償金を寄越せ」と言ったから揉めた、とか
JEITAが「世の大半のユーザは、地デジ放送に補償金を払う必要ないと
言っている」というアンケート結果を発表したりとかして、話が収束せず、
結局「ダビング10」そのものの開始日に、その制度を周知徹底させることが
不可能と判断した機器メーカとユーザが取り残される形となった。
しかしなぁ...
よーく考えてみろよ、これを決める立場にある人たち。
こんな一大事、大げさでもなんでもなく、全国民に影響を与えるような
事柄を決めるのに、なんでこんなに「消費者不在」なんだ?
そもそも、これまではCMが入ることを全体に「無料視聴」が
可能であった放送に対して、なにゆえにスクランブルやコピー制限を
かけ、補償金まで搾取しようとするんだ?
これまでより、高画質・高音質で放送が楽しめます...って、良いとこ
ばかり宣伝してきて、いざデジタル放送が始まってみたら、指定の
録画機器、録画メディアじゃないと、自分が観たいものさえ手元に
残せないなんて、誰がそんなデメリット説明してくれた?
そして、本題になるが、手元に残せるものだって、コピーは一回しか
できないなんて、ちゃんと周知されてるのか?
おそらく、こうした事情を知らないフツーの人たちには、「コピー
できる回数が増えるなら、まあ良いじゃん」なんて思ってくれると
企んでるんだろうが、そもそも、録画機器やメディアの縛りからは
解放されやしない。
自分の家で録画したディスクを友達の家で再生できるなんて保証は
どこにもない。
さらに、次世代ディスクが開発/市販されても、そこへ録画した
ものを移せるなんて保証は、さらさらないワケだ。
そんないい加減なものを、どのツラさげて実行しようと思ってるんだ?
デジタル放送に移行した他国で、こんなガチガチの規制を設けてる
国があったら、紹介してくれよ。
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